yamada-mokei について

80年代リアルロボットアニメドンピシャ世代です。F-1や艦船模型が好きですが、女の子フィギュアも大好きですよ(笑)。

第127話:マックスファクトリー「ソフビ:大空魔竜ガイキング」

最近は模型業界屈指の完成品フィギュア&プラモデルメーカーとなったマックスファクトリーさん。
ガレージキット黎明期には高品質&安価なソフトビニールキットをリリースしてくれる、モデラーのお財布に優しい大好きなメーカーさんです。
そんな中でも特にお気に入りのキットを今回紹介いたします。
・「大空魔竜ガイキング」

個人的な感想ですが、これまでこの出来を超えるガイキングの立体物を見たことがありません。

30センチサイズのビッグボリュームキットですが、ソフトビニールの利点を生かして価格が抑えられています(確か¥4800だったと思います)。
これがレジンキャストのムクだと当時でも¥25000位しましたね。
(このガイキングは判りませんが、限定レジン版の発売も良くこの頃はありました)
また超絶テクニックで仕上げられたメタリック塗装も最高に格好良かったです。
最近ではあまり見ない商品仕様ですが、ラメ入りのシルバー単色成形&湯口そのままのキット内容です。

厚みがある部分は若干切りにくかったですが、基本的には「カッターナイフ(デザインナイフ)」と「瞬間接着剤(流し込み)」があれば完成できるのも嬉しかったなぁ。

ちゃんとこの頃から「ソフビキット製作マニュアル」が同梱されているのは、流石としか言えません(これはMAX渡辺社長の方針でしょうね)。
これらを見習ってハセガワさんの「1/12レジンキャストフィギュア」にもこういったチラシを入れて欲しいところです・・・。

話しが脱線してしまいましたが、この当時からマックスファクトリーキットは専門のデザイナーさんにプロポーション&ディテールを描き下ろしてもらっていましたね。
(現在のダグラムプラモは専属デザイナー:やまだたかひろさんが担当されています)

因みにマックスファクトリーのソフビシリーズの進化は止まらず、この後発売されたゲッターシリーズは

簡易塗装済みマルチカラー・ソフビキットになっています(組立て途中品ですが、塗装は一切していません)。

何年か後に再販された際には、パッケージと同じグラデーション塗装が施されたキットに進化たそうです(実物を持っていないのでどの位の塗装なのかは分かりませんが)。
余談ですが今アマゾンプライムで「ゲッターロボ&ゲッターロボG」、「マジンガーZ」、「グレートマジンガー」、「グレンダイザー」等、永井豪スーパーロボットアニメが見放題になっていますので、30日無料視聴がおススメですよ!
特にグレンダイザーのマリア・フリード(元祖ツンデレ妹キャラ)が最高です(笑)。

なお、今年になって発売されるプラモデルになって発売される「サーバイン」や「1/24ボトムズ」シリーズも同じころ発売されたソフビキットが元になっています。
当時から「オーパーツ」的な出来だったマックスファクトリーのソフビキット。
もしどこかで見かけたら即ゲットですよ!(お値段次第ですが、出来は保証します!!)