第83話:旧キットアーカイブス「イマイ・1/100 VF-1 アーマードバルキリー」

昨日に続き今回もマクロスネタです。
圧倒的なバルキリー人気の為、バルキリー関連全ての種類で各形式の商品展開がされました。
ガウォークの場合は一応、劇中に出てきた物でしたが中には「これは何??」といった物もありました。
今回のお題はこちら
・「イマイ:1/100 VF-1A アーマードバルキリー(マックス仕様)」


元々、アーマードバルキリーは「第9話:ミス・マクロス」で一条輝の乗るVF-1Jバルキリーが装備して出撃した一話のみの出演で、それ以外の登場シーンは本編中ではありません。
(劇場版でもミサイル発射シーンが1シーンサービスカットであったのみ:苦笑)


なのでアーマードバルキリーのマックス仕様は全くのif仕様なのですが、こんな調子で他のバリエーションもドンドン出てきます。
(因みにアリイからはスーパーパーツ付VF-1Dも出ていました・・・練習機なのにスーパーパックって:苦笑)


なお、キットは元々バリエーション展開を考えていなかったので、VF-1Jの頭部付きのキットにVF-1Aの頭部パーツを追加した物になります。


追加頭部パーツ分、お得だったので、当時はこちらを購入後、出来がイマイチだったアリイの1/100キットにA型やS型の頭部を移植していましたね(笑)。
因みにイマイが2度目の倒産(サザンクロスやガルビオンが終わった頃だったと思います)をした際、マクロスの金型がバンダイに売却されました。
マクロスはバンダイとしては当時、咽喉から手が出るほど欲しいコンテンツだっただけに、バンダイから行われた再販はかなり力が入っていました。
(普通、番組終了後の再販でこれだけ手間暇かけた物は無かったと思います)
・1/100 VF-1S アーマードバルキリー(ロイ・フォッカー仕様)
・1/100 VF-1A アーマードバルキリー(一般兵士仕様)


描き下ろしのパッケージアートだけでなく、オリジナルデカール、この頃のバンダイスタンダードなメカニックファイル付属、そして園田健一さんのワンポイントアドバイスが掛かれたマクロス工房が付属していました。
(細かな部分ですが成形色もカラー設定に合わせた配色:A型はグリーン、S型はブルーになっています)


なお、A型アーマードの設定は無いはずなので、このキット用に加筆編集された物みたいです。
人気があった故のif展開、当時は「劇中にも出ない仕様はなんだかなぁ~」と思っていましたが、今こうしてみると味わい深く意外にアリだと思いますね(笑)。