第76話:タカラ「クラッシャージョウ・1/100 シレーン製作記(その2)」

キットは着陸脚等が付属しない(設定が無い?)ので、飛行状態がデフォルトになっています。
ただ、付属のスタンドはボディー下面にイモ付け接着なので、塗装の便も考え取り外し可能にしておきます。
その為、ボディーパーツ内側に接続用ポリパーツ(ウェーブの3ミリポリキャップ+プラサポ2を使用)を組み付けました。


因みに接着材だけでは強度的に不安な為、十和田技研のヒートペンを使ってランナーをプラサポの周囲に溶接しています。


多少、コツが要りますが慣れてくるとかなり便利な工具ですよ。
凄腕モデラーさんになるとランナーからメカ&女の子フィギュアまで作れるようですが・・・流石に私にはそこまでの技量は無いです(苦笑)。
 

ポリキャップ溶接後、3ミリドリルで下面に取付穴を空けておきます。
展示ベース側はボールジョイントにすると機体の角度が変えれるので変更の予定。
次に機首周りですが、こちらもヒートペンを使って「ランナー溶接」&「形状修正」をしていきます。


先ず機首パーツにランナーを大雑把にくっつけて設定を見ながら調整していきます。
失敗しても溶かして何度でもやり直しが出来るので安心して何度でも失敗できます(苦笑)。
 

通常のパテと違って冷えればすぐに作業に掛かれるので、効率が抜群に良いですね~。
(しかも材料はランナーなのでプライスレス&エコロジー!:笑)
 大まかに盛った後の形出しにはスジボリ堂「鬼斬(荒目)」がガシガシ削れて超おススメです。

最後に軽くスポンジヤスリで削ってアウトラインが完成(ここまでで約1時間)。
早さも魅力ですが、同じプラの材質の為強度違いによる段差や経年劣化が無い点がヒートペン工作の魅力です。
 

パッケージイラストと比べても良い感じになって一安心。
本当は機首バーニア2個目の後ろ部分のくびれも入れたいのですが、ちょっと大工事になりそうなので今回はパスしようかな~(6角形パーツの作り直し必須なので:大汗)。
次回につづく