yamada-mokei について

80年代リアルロボットアニメドンピシャ世代です。F-1や艦船模型が好きですが、女の子フィギュアも大好きですよ(笑)。

第115話:PLUM「1/100 SA-77 シルフィード製作(その3)」

ゲームに出てくるシルフィードには実はバリエーション機が存在します。
自機として使用出来ないのですが、ゲームクリア後のムービーに突然出てくるトパーズ隊・隊長機「シルフィード・ランサータイプ」です。
私はゲーム自体をしていないので良く知らないのですが、ゲーマーの皆さんの間では「あれは何だ!」と当時話題になったそうです。
そんなランサータイプが開田裕治画伯の手でゲームサントラCDのパッケージになったのがこちら


この時点では正式な設定画は存在して無かった様で、開田先生もゲーム画面を元に作画されたそうです。

こういったバリエーション機をしれっと入れてくる辺り、開発の中の人もかなりメカ好きだと思われます。
(マクロスで言うところの「ストライクパック仕様」ですね)
この機体は人気が高かった為、その後プラムからシルフィードバリエーションとして発売されたのがこちら

新たに公式設定を起こしてランサーユニットを立体化したのですが、先ほどのイラストと比べて後方への長さがかなり短い気がします。
また、ノーマル機のウェポンに比べかなり細身でひ弱な感じがします。
と言う訳で
(1)ランサーユニット後半部分を延長
(2)砲身を大型化
してみようと思います。
キットパーツを普通に組んでみたのがこちら

長さ自体は良い感じなので径だけ太めのプラパイプに交換します。

ちょっと太すぎな感じもしますが、バスターランチャー好きの私的にはこの位がベストです。

次に後端部分をカットして、余剰パーツになっているノーマルウェポンパーツをドッキング、側面には社外品のプロペラントタンクを加工して取り付けています。
この改造はもちろんオフィシャル設定とはかけ離れていますが、設定を自分で妄想しながら組んでいくのも中々楽しいものです。
(あくまで「シルフィード」の世界観に存在しそうなもの前提ですが)

それ以外はバーニアノズルを深く彫り込んだり、細部にディテールアップパーツを貼り込んで隙間を埋めてみました。

後半のメカ部分にもう少しパイピング等をしたいところですが、取り敢えず大まかなプロポーションはこんな感じに纏まりました。
次回はサイドウェポンと翼の工作になります。
つづく