yamada-mokei について

80年代リアルロボットアニメドンピシャ世代です。F-1や艦船模型が好きですが、女の子フィギュアも大好きですよ(笑)。

第110話:アオシマ「伝説巨人イデオン・1/600&1/1300 ギド・マック」

来年に迫った「伝説巨人イデオン」放映40周年記念の勝手に応援企画第3弾「バッフクラン重機動メカ:1/600&1/1300 ギド・マック」です。

イデオンファンならご存知と思いますが、「アブゾノール」と並んで当時から不人気で模型店で売れ残りの常連キット。
じゃあ何で今回わざわざこのキットを取り上げるかといいますと、

pic.twitter.com/MFgCyLnFRW
胸像造形の第一人者&私の心の戦友(とも)「ウクルグント」さんが私の造形ネタ無茶振りに応えてくれ、現在パイロットの「メバルル・クォウ」姉さん胸像を製作中なのです!(嬉)
と、言う訳で「サムライ・ウクルグント」さんに恥をかかせるわけにいきませんので、全力で応援販促企画です!!
なお余談ですが、アオシマさんのキットパッケージは両方とも「メバルル・クゥオ」と書かれていますが、ただの誤植なのかそれとももう一人のメバルル姉さんが存在するのかはイデオン7不思議の一つ(笑)。

そんなメバルル姉さんが活躍するのは伝説巨人イデオン(TV版)「第33話ワフト空域の賭け」。

その前の話で「死亡フラグの立ったモエラ」や「めっちゃ有能なのにハルルの逆鱗に触れて暗殺されたルクク様」、「ダラムの恥ずかしいビデオレターをハルルにちくってルクク様を暗殺したらとばっちりで自分もやられてしまったクララ」等、湖川友兼さん作画監督、板野一郎さん&平野俊弘さん作画で涙したお話の次の回です。

・・・いきなり凄いファッションで視聴者の度肝を抜いてくれた「メバルル・クォウ」姉さんと常に何か(カルパス?)を食べている「ハンニバル・ゲン」。
セリフも秀逸な物が多く「ワシは許可せんが・・・面白いな」と暗に許可を出す辺り、とても子供番組と思えない脚本ですよ(笑)。

因みにメカ描写がとても格好良いなぁ~と思っていたら、それもそのはず。
ボトムズやレイズナーでお馴染み「谷口守泰」さん率いる「アニメアール」作画回でした。
(余談ついでにメバルル姉さんのCVはハモン・ラルでお馴染み中谷ゆみさんです。ハンニバル・ゲンの名前は玄田哲章さんからとった物ですよね)

このギドマック、先端がコクピットで3人乗り。
バンダナとサングラスを外したメバルル姉さんはえらく地味になってます(笑)。

なお、このギドマックの戦い方ですがプラモデルパッケージの様な戦闘機形態ではなく、直立した状態で移動、ハーケンで敵を捕まえたらミサイル一斉発射で殲滅する戦法をとります。
(スターウォーズに出てきた「スレイブ1」と同じ飛び方)


相手が普通の敵だったらメバルル姉さん余裕の勝利だったのですが、イデオン相手では分が悪くコクピットを蹴られた挙句、「ギジェめ!売国奴が~!!」の名セリフを残して消えてきました(合掌)

そんなメバルル姉さんの愛機「ギド・マック」の内容はこちら

流石に1/600は良く出来ています。
バッフクラン模様はクリアパーツで成型され、着陸脚も細かなパーツで再現されています。

1/1300は価格の制約のせいか、パーツ数も少なくちょっと物足りない出来です。

また先端のコクピット部分が何故か「車輪」になっていて転がして遊べる謎仕様です(流石はアオシマ!:苦笑)

この部分は1/600では改善されていますが、欲を言えばクリアパーツにして欲しかったなぁ。
なお両キット共、2体合体の「ギド・マック・ドゥ」に出来る事を売りにしていますが、メバルル姉さんは単機での戦闘、ドゥはハンニバル搭乗機でTVに登場しています。

と言う訳で早速仮組みをしたのですが、パーツも少ないので2体で10分かかりませんでした(苦笑)。

どう見ても「おやこマシン」にしか見えないので、オリジナル合体(注:合体はアオシマの登録商標です)させてみました。

う~ん、これはこれで格好良いかも!
もしこの記事をご覧になって「メバルル・クォウ」姉さんに興味を持たれた方は来年2020年2月9日(日)に開催される「ワンフェス020冬」でウクルグントさんのブースで是非ゲットして下さいね!