思っていたより出来が悪くなかった「1/72 ビランビー」。
何が悪かったのかとちょっと考えてみました。
まず思いつくのは初期キット特有の「リード線による間接処理」です。
(これは後番組エルガイムのキットでも見られますね)
ピンセットや瞬着&硬化促進剤を使っても作り難かったこの部分。
当時の子供達にはちょっと難しかっただろうなぁ、と思いますね。
(パーツを挟み込む時に邪魔になったり、ほとんど可動しなくなるので)
次にパッケージ横&インストの完成写真。
テストショットで関節が緩い為なのか「前かがみ」だったり「オーラコンバーターが閉じて」しまってます。
設定画やボックスアートが堂々としているだけに、余計印象を悪くしている感じがしますね。
話しを戻して、早速塗装に入っていきます。
GSIクレオスのサフ1500(黒)+カーキグリーン(C-54)を混ぜた物に、乾燥遅延用のリターダーを入れた物を筆塗りしていきます。
(薄い塗料だと色ノリが悪いので塗料は濃い目で)
リターダーをたっぷり入れている為、塗装後は山善の乾燥機で強制乾燥させます。
乾燥待ちの間、羽根をガンダムマーカー(リアルタッチマーカー・オレンジ)でエッジを中心に塗り塗り。
その後、キラキラ感を出すためにアクリルガッシュ(パールホワイト)を重ね塗りしています。
今回全体塗装はアクリルガッシュを使っています。
筆ムラが出やすいですが、「隠蔽力が高い」、「臭いが少ない」、「ボックスアート風に塗る」理由で選びました。
水でも薄めれますがタミヤのアクリル溶剤(アルコール)が食いつきも良くなるのでおススメです。
設定画と同じ角度で撮ってみました。
個人的には予想以上に良い感じになった気がします。
後はムラの部分をスポンジヤスリで軽くヤスって、ウェザリングカラーのフィルタリングをして完成です。
つづく