第106話:アオシマ「伝説巨人イデオン・1/350 バッフクラン宇宙軍制式 重機動メカ アディゴ」

2019年は「機動戦士ガンダム」TV放映40周年との事でNHKで「ジ・オリジン」がTV放映されたり、劇場映画で「ナラティブ」や「閃光のハサウェイ」、「Gのレコンギスタ」等々盛大なお祭り騒ぎとなっていますが、皆さん何か忘れていませんか??

そうです!翌年の2020年は「伝説巨人イデオン」TV放映40周年記念(1980年5月8日放映開始)なのですよ~~!!(絶叫)
余談ですが広島地区には東京12チャンネル(現TV東京)が無かったので、フジテレビ系列のTSS(TV新広島)で土曜の18:00から放映していました。
名古屋TV(TV朝日系列)の「トライダーG7」が土曜の17:30に広島ホームテレビで放映されていたので、広島地区では「サンライズアニメの梯子」&「コメディースーパーロボの後にハードSFアニメ」というカオス状態でした(そんな洗礼を小学5年生で浴びれば、人生拗らせますよね:苦笑)

まあ、40周年とは言ってもガンダムやマクロスの様にメジャー作品で無い為「イデオン総選挙」や新作映画「シン・イデオン」等も無く華麗にスルーされると思いますが、個人的に40周年に向けて盛り上げていきたいと思います!!
と、言う訳で今回のイデオンアイテム第一弾はこちら
・アオシマ:アニメスケール 1/350 アディゴ(当時価格¥300)

バンダイのガンプラの爆発的売り上げに驚いたプラモデルメーカー各社、その中でもアオシマはガンダムのプラモデル化権を当初バンダイより先にメインスポンサー「クローバー」から打診されていたにも関わらず、「いや~多分売れないからイイです」と断っていた為「ギギギギ!次回こそは!!」と機会を伺っていました(妄想多め:笑)。
そんな折、富野喜幸監督の次回作「伝説巨人イデオン」のプラモデル化権をメインスポンサー「トミー」からサブライセンスの形で取得に成功、全社を挙げて開発に臨みます。

とは言っても取り敢えず「ガンプラ」のフォーマットをそのまんま踏襲(パクリ)していきます。
その為、ガンプラと間違えて買ってくる親御さんが続出(苦笑)。

そんな経緯で始まった「アニメスケール:イデオンシリーズ」ですが、出来は中々侮れません(初期アイテムには家やバイクがオマケで付いてくる謎仕様でしたが:苦笑)。

今回取り上げた「アディゴ」は後半戦に大活躍、イデオンのBメカを2度撃破して「モエラ」&「ギジェ」の二人を屠る戦果を挙げています。
(画像は当時日本サンライズが直販していた「イデオン記録全集(全5冊+シナリオ集1冊:当時価¥2900/冊+送料)」より引用、高価な商品だけに内容はかなり濃いです。)

因みに何故か隣に座っているコ・パイロットの「ベント」は毎回無傷なので、イデオンファンの間では「死神ベント」の二つ名が付いています(笑)。

余談ですがパッケージに描かれているパイロットの「コドモン・ムロン」は老人部隊の隊長という、今迄に無い設定でこの辺りも冨野監督の非凡さが表れています。
(ただの禿げ&スケベおじさんでは無かったのですね・・・)

放映当時(小学5年生)も作りましたが、久々に組んでみました。
流石に最新キットと比べると色々と厳しいですが、プロポーションは中々です。

カラー塗装図ではエンジン部分と脚の付け根に穴が開いていますが、製品版には無い為テストショットだったのですね。
(当時はそんな事情は分からないので??でした)

降着ポーズや素立ちも魅力ですが、やはり印象深い飛行ポーズで組みたいですね~。
B社のアクションベース2が良く似合いそうです。