第105話:NITTO「幻夢戦記レダ・1/12 朝霧陽子&1/20 ステード」

少し前になりますがコトブキヤのFAG(フレーム・アームズ・ガール)新製品「フレズヴェルグ(ビキニアーマーVer.)」が発売になりました。

フレズヴェルグ自体は以前から出ていたのですが、かなり重武装なアーマー類が付属していたので、今回は軽装版(露出高め:笑)での発売です。
FAG自体はメインデザイナー「島田フミカネ」さんの貧乳キャラ(汗)が多いのですが、今回のフレズヴェルグは「駒都えーじ」さんデザインで肉感的なロリイラストが魅力の絵師さんです。
まあ、ここまでは普通の新製品紹介なのですが今回の注目点はこちら

テッテケテッテテ~「ビキニア~マ~!!(CV:大山のぶ代)」

こそっと「ビキニアーマーVer.」と書いていますが、80年代ヲタク文化を経験してきた世代としては見逃せないキーワードですよ(笑)
因みに私的ビキニアーマー2巨頭はこちら
・「ファミコンゲーム:SNKアテナ」

残念ながらカセット自体は持っていなかった為どんなゲームか知らないのですが、当時良く買っていたファミコン雑誌「徳間書店ファミリーコンピューターマガジン(通称:ファミマガ)」に広告が良く載っていたので強烈に覚えています。
まあ、当時から「何でビキニでアーマー??」とは思っていましたが(苦笑)。

余談ですがこの広告が載っていたファミコン雑誌の名物コーナー「ウルテク(裏ワザですね)」に掲載された「ウソテク(毎回どれか一つウソの技が入っている)」、「水晶のドラゴン:シンシアと野球拳」に騙されて血涙を流した事は今でも根に持っています(徳間書店、許すまじ!!)
当時騙されて激怒した同世代の方はかなり多いと思います・・・(号泣)。

余談ですがこちらのニコ動で当時の無念(苦笑)が晴らされますので、興味のある方は御覧下さいね。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm17563803
話が脱線してしまいましたが、もう一つのビキニアーマーはこちら
・「幻夢戦記レダ」

キャラデザイン&原画の「いのまたむつみ」さんの名を一躍全国に知らしめたOVAの傑作です。
まあ、この当時のOVAは尺が短くお話的にもあまり面白くない(大汗)のですが、当時の人気作画スタジオ・カナメプロの美麗な作画とヒロイン陽子のカッコカワイイビジュアル&声優:鶴ひろみさんの美声で一躍「ビキニアーマー」ヒロインの座を不動のものとしました。
そんな訳で今回のお題はこちら
・NITTO「幻夢戦記レダ:1/12 朝霧陽子&1/20 朝霧陽子+ステード(当時価格¥800)」

この時期「SF3Dオリジナル(現Ma.K.)」でブイブイ言わせていた日東科学(NITTO)が意欲的に取り組んでいたプラ製フィギュアアイテムの一つです。
(他にも「タッチ」や「やるっきゃ騎士(ナイト)」等が有りましたね・・・)
企画担当者の方もノリノリでパッケージをビデオテープ風にしていたりと、当時はかなり意欲的な商品でした。
余談ですが企画が順調に進んでいれば「メガゾーン23」と「くりいむレモン」も予定されていたそうです(大汗)。

キットの出来は当時としてはかなり良く、プラ製フィギュアとして厳しい部分は有りましたが概ね良い出来でした(この辺りは流石は老舗メーカーさん!)。
余談ですが、NITTOは自社プラモデル生産工場&ノウハウを持たなかったタカラの「SAKダグラム&クラッシャージョウ」シリーズの設計&生産協力もしています(なので当時としてはバンダイのガンプラと比べ出来が素晴らしく良かったです)。

また、当時から「瞳デカール」が標準装備されているのが嬉しいところですね!

残念ながら現在NITTOさんは廃業されてこれら素晴らしいキット達にオークション等でしか会えないですが、他のメーカーさん(童友社やアオシマ等)に再生産をして欲しいところです。
個人的には「クラッシャージョウ」のミニサイズモデル、「オモロイド」シリーズ、「ミクロマン」シリーズ等の復刻をお願いしたいところです(超熱望)。