第130話:懐かしアーカイブ・キングレコード「ブルーレイBOX:江戸川乱歩の美女シリーズ(天地茂)」

皆さん、子供の頃になりたかった夢はなんですか?
私はズバリ「探偵or刑事」になりたかったです!
(まあ、ちょと前までやっていた「金田一君の事件簿」や現在も絶賛放送中な「名探偵コナン」などがあるので今の子供たちにもなりたい方がいるとは思いますが)
小学生の頃に図書館で推理物(シャーロックホームズや怪人20面相)が大好きでずっと読んでいた事と、この頃TVで刑事ドラマ(太陽にほえろ&Gメン75等)があった事が一番の理由です。
そんな中でも特に好きだったのがこちら↓
・「江戸川乱歩の美女シリーズ」

1977年8月放送の第1作から1985年8月の第25作までTV朝日の「土曜ワイド劇場」枠にて放送された名探偵・明智小五郎の推理シリーズです。

江戸川乱歩の原作小説をベースに、2時間ドラマに脚色された推理ドラマシリーズ。

タイトルにもある「美女シリーズ」の名に恥じず、当時のにっかつロマンポルノ女優さん出演でお色気シーン満点でした(嬉)。

そして明智小五郎と言えばこの人「天地 茂」さんです。
他の方が演じる明智小五郎もいますが、誰が何と言おうと「明智小五郎=天地茂」以外には考えられません!(断言)
ニヒルでダンディーな明智小五郎ですが、美女にめっぽう弱く助手の文代さんにいつも嫉妬されています(苦笑)。

物語的には大体ワンパターン(失礼!)なのですが、お話の中盤で明智小五郎が生死不明の行方不明になります。
そして番組後半、死んだはずの人物が登場し「お前は誰だ!」となると、

ガムテープがべったり(笑)の変装を解いて

一気に服を脱ぐと何故かスーツ姿の明智小五郎が!(格好イイ~!、最高!!)

そして事件の全貌を解明した後、何故か必ず最後に犯人の美女が自殺(服毒orナイフ等)してエンディングへ。

悲しい女性たちにやるせない視線を向ける天地小五郎、そしてお決まりの「メインテーマ」が流れます。
いや、もう天地小五郎に当時小学生だった私はメロメロですよ。
就職先があるのなら「明智探偵事務所」に本当に入りたかったです。
(まあ、現実は事件の捜査で無く「浮気調査」等がメインだったと思いますが:苦笑)

助手の文代さんや浪越警部も良い味を出していましたね~。
(ボーイッシュな美人役の五十嵐めぐみさんと荒井注さんも最高でした)
そんな私の少年時代にトラウマを植え付けた番組が何と全話ブルーレイBOXで発売されていました。
(2015年6月発売、江戸川乱歩没後50年、天地茂さん没後30年記念リリースだそうです)

封入ブックレットには五十嵐浩司さんをはじめとする豪華執筆陣による各話の詳細な裏話が掲載されていて読み応え満点。

ライターの秋本鉄次さんも「美女シリーズ」について熱く語っています。

タバコ全盛&エログロ路線をゴールデンタイムに放送することは、現在では絶対できないと思いますが、今見ても全く色あせることのない金字塔作品です。
私はタバコを吸いませんが、当時は天地小五郎のマネを良くしましたね~(鈍器で殴られるシーンが持ちネタでした:笑)。

1985年7月27日に天地茂さんが54歳で亡くなった時、当時の私はショックで言葉が出ませんでしたね。
くも膜下出血で急死されたのですが、当時の私は番組中、犯人に鈍器で何度も殴られたせいだと本気で思っていました(いや、マジで)。
今でも私が愛してやまない名優「天地茂」さん主演の「江戸川乱歩の美女シリーズ」、味わって見ていこうと思います。
見たことのない方は一度是非ご覧になって下さい。
あと同じく天地茂さん主演の「非情のライセンス」も最高なので、宜しければこちらもおススメですよ!