yamada-mokei について

80年代リアルロボットアニメドンピシャ世代です。F-1や艦船模型が好きですが、女の子フィギュアも大好きですよ(笑)。

第144話:「初版キットのススメ(その1)」

模型屋さんの棚に並んでいるキット、今日が発売日の物もあれば50年以上前の物もありこれらが同じ棚に混在しています。
食料品などと違い腐ったりしないので発売サイクルが長いのがプラモデルの特徴ともいえますね。
その為、発売当初の商品(初版)と最新の再販品では色々と違いが出てきます。
丁度、バンダイの「戦闘メカ ザブングル(初版)」キットをコンプリートしましたので、初版品と再版品の比較をしてみようと思います。
今回は取り敢えず番組放映当時発売のラインナップ紹介です。

・1/100サイズは全10種。
気合が入っているのは解りますが、トラッド11がザブングル発売キットNo.1なのは流石にどうかと思いますよ。
ここはやっぱり主人公のザブングルを持って来て欲しいところでした。

余談ですがメーカーのナンバリング間違えで「クラブタイプ」と「ガバメントタイプ」が同じNo.3とダブっています。
(後半生産分で「ガバメントタイプ」No.4に変更されたみたいですが、生産数が少なかったので市場にあるのはほとんどNo.3です)
余談ですが「ガバメントタイプ」の値札が¥200と投げ売り価格になっており、実は当時バンダイが期待するほど販売は良くなかったみたいです。

当時流行っていた「リアルタイプ」を取り入れたため、どうしても開発に時間が掛かってしまい、これがタイムリーに発売出来なかった大きな原因でした。
(なので後半発売キットはアニメ準拠であっさりしたディテールでした)
・次に1/144シリーズが全12種類。ホバギーとアイアンギア、映画公開記念メッキトラッド11の3種がナンバー外であります。
(アイアンギアは1/1000シリーズNo.1とありますので、ランドシップも計画されていたのかもしれませんね)

主人公メカのザブングル発売が番組終了直前、ギャリアに至っては番組終了後(ダンバイン放映中)という事で発売スケジュールのミスが痛かったですね。
(なのでもちろん後半登場のWMや1/100ギャリアは発売されず)
時間のかかる&価格の高い1/100では無く、1/144スケールから発売していればもっと違った状況になったかもしれません。
(No.1はもちろんザブングルで)

余談ですが「1/144センドビード」、「1/144ギャリア」、「1/48ホバギー」が1983年3月中旬発売、最終キットの「1/100ガラバゴス」が3月下旬発売となっています。
(TVでは既にダンバインが始まっている時期ですが)
このザブングルシリーズ遅延の影響がしばらく続き、「ダンバイン」&「エルガイム」以降、番組後半登場メカが発売されないというスパイラルが始まった気がします。

なおこの時代、番組終了後は通常「オワコン」になってしまい投げ売り状態となるのですが、バンダイも映画「ザブングルグラフティ」を企画し延命にメーカーが必死になっていました。
併映がライバル・タカラの「ドキュメント ダグラム」だったせいか、入場者記念でメッキトラッド11を無料配布する等、バンダイもかなり気合を入れていましたね。

この手のノベルティグッズは通常ノーマルパッケージを流用して「限定メッキ版」と書かれたシールを張り付けるのが一般的なのですが、完成写真と共に専用パッケージを用意しています。

そして専用のチラシ封入でプラモ購入アピールもしています。

キットごとの難易度も設定されており中々興味深いです。

通常版には付いていない台座(キャラコレ流用)+ネームプレートシールも付属し、メッキキットの製作注意チラシも同封されています。
(どこかで見たようなキャラですが:笑)

次回は初版と再版版について細かく見ていこうと思います。