第121話:バンダイ「銀河漂流バイファム:1/100 スリングパニアー付バイファム製作(その3)」

前回の更新から半年ほど経ってしまいました(大汗)。
毎度の牛歩進行ですが、ここまでの進捗です。
・「背部スリングパニアー」

前回に続いて背部スリングパニアー各部の製作です。
キットの翼はそのままでは短く感じたので、2ミリほどプラバンを挟んで延長しています。
その際、外部フラップをカット、下げ状態にして動きを付けています。
また飛行機っぽさを出すため翼端灯を付けれるよう翼の端面をカットしています。

またキットのままでは設定と比べて余り翼が畳めませんでしたので、本体の干渉部分をカット。
深く畳めるように調整しています。
(カットした部分の処理方法はどうしようかなぁ~)

次に前面インテイクのファンは流石に・・・な出来だったので、「ハセガワ:1/72 VF-1バルキリー」の不用パーツ(宇宙用のスーパーバルキリーには使わないインテイク用ファン)を使ってそれらしくしています。
元々のダボピンが使って別パーツ化できたのでマスキングの手間も省けて一石二鳥です(嬉)。

後は旧キットおなじみの「整面&エッジ立て」、「各社プラパーツによるディテールアップ」をちまちまとやっています。

・「今回の一押しポイント」
個人的にロボットを製作する際、一番気を付けているポイントは「手首」です。
どんなに本体が格好良くても、手首が「穴あき手」や「指の付け根のボール丸出し可動手」だと一気に萎えてしまいます。
出来の良い大き目の丸指ハンドが無いかなぁ~、と探していたところ良い商品がありました。
・STYLE-Sさん「ロボマニ(丸指4L&5L)」

SNS上で人気のロボマニシリーズを購入してみました。
サイズや形状が色々あるのですが、今回は大き目の「4L」と「5L」の2種を選択。

3Dプリントキットは初挑戦なのでちょっと不安だったのですが、パーティングラインや成型のずれ等も無く、レジン製ハンドパーツより作り易そうです。
ニッパーでカットした感想ですが材質の粘りが無く、「パキッ!」と割れる切削感でした。
(タカラの旧キットにニッパーを入れた感じに近いかなぁ)
なお密集した状態でプリントされているので、カットの際は部品毎に切り分けた方が作業性が良さそうです。
次に超音波カッターでサポートをカットしたところ、レジンの様に「ヌルっ」と切れることも無く、硬い石膏を削っている感じでした。

また3Dプリンター特有の積層痕ですが、木の年輪の様な段差が所々に出ています。
材質自体の硬さがそこまで硬くないので、金属ヤスリとスポンジヤスリで簡単に処理が可能です。

キット付属の手首パーツと比べてみると握り手は4L、平手は5Lに感じます。

腕パーツと併せると、どちらも良い感じなので悩みどころです。
(個人的には大き目の5Lが好みかなぁ)
次回は武器製作の予定です。
つづく