模型製作の際、音楽や映像をバックに掛ける事が多いのですが、最近のお気に入りはこちら↓
「愛の戦士レインボーマン（実写版）」

原作は「月光仮面」や歌謡曲作詞で名を馳せた昭和のカリスマこと「川内康範」先生（森進一さんの「おふくろさん」騒動や「グリコ森永事件」での対応でご存知の方も多いのでは）。

子供番組でチープな内容だと思われている方も多いと思いますが、内容がまたハードです。

主人公の大和タケシは「強くなってお金を稼ぎたい！」という自分の欲望の為に「インド・パキスタン戦争」真っ最中のインドに行き「仙人ダイバダッタ」の弟子になります。
念願かなって「レインボーマン」になれるのですが、帰った先で運悪く日本人抹殺秘密結社「死ね死ね団」の賭レスリングに出た為に命を狙われたため、仕方なく正義の味方をすることに（苦笑）。

しかし、この「死ね死ね団」のボス、ミスターKは第二次大戦中、日本兵に両親を殺され自分も虐待を受けた為に日本人抹殺を目論むのですが、この手口がまぁ汚い事。
発狂する薬キャッツアイを使ったり、偽札でハイパーインフレを起こさせたりとリアルすぎ（苦笑）。
そして何より凄いのがいわゆる怪人の類が一切出ず、基本人間が悪役となっています。
（まあ、途中から被り物をした殺し屋やサイボーグ化された女性幹部は出てきますが・・・）
それ以外にも幹部は皆女性とお色気もバッチリ（笑）。

番組後半のED曲「死ね死ね団のテーマ」も含め今では絶対放送不可能な内容ですが、現代にも十分通用する名作（むしろ大人向き）ですので、未視聴の方は是非！

「今日のF9F-2パンサー」

この週末、ガイドテープとタガネで筋彫りを彫り直しました。
明日は小物と翼断面の処理です。